長い冬を超え　春は麗らか　そして　夏が来る

時は人の気持ちよりも　早く過ぎてゆく

 

冬に押し付けた愛を想えば　今はリグレット

きっと優しい君のことだから　とても悩んだでしょう

 

今も時々は読み返す保護メール

解らず終いの君の本心

消せないアドレスに　問い掛ける勇気は

今はもう　ないけれど

君を忘れはしないでしょう

 

過去を想って出逢いそれさえ　時に悔んでも

変えられない過去の意味は　僕が変えてくよ

 

あの日　投げ出した鞄のポケットに

見つけた使いかけのリップバーム

どこか割り切れない過去への想いが

まるでそこに　あるようで

ちくりと胸が　痛むけど…

 

それでも　今は少し上手く　笑顔作れるんだ

 

笑い方も　甘えた喋り方もね

ヒールの高さも　触れそうな距離も

消せない想い出は　たくさんあるけど

全てに感謝してるよ

 

思い出した全てが笑顔だから

お互い幸せに　なれるだろうか

そんな考えに　君を想って

ふと見上げた青い空

 

「本当に君が、好きでした。」