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脇道

作詞・作曲 Yohei
編曲 Can-aria

帰路の寄り道とか ただ付き合っただけ

意味の見出せないものは あまり好みじゃなかった

それなのに いつもと違う この景色に

覚えたときめきには 理由なんてなくて

 

僕の手を引いてく 君が無邪気すぎて

こんな僕だからと 不安にもなるけど…

 

嫌われたくないとか 全てが欲しいとか

利己的な焦りで いつでも探す近道

求めてる答えは そんなものじゃないと

頭で解っても 心が苦しくて…

 

屁理屈を重ねて 自分を肯定して

だけど根拠のない不安は どうしても消せずに

言い訳をこじつけた 虚しさも紛れず

虚勢だけのx(こたえ)は 当てずっぽうの方程式

 

そうやって口にする「ごめん。」なんて 本当は

許されたいだけの ただのわがままだと

 

少なくとも僕は 君と向き合わずに

逃げ道を作って 救われる考え(こと)ばかりで

好きという気持ちは 本心だとしても

こんなじゃその意味も 途端に悲しくなるの

 

幼い何歩かを 一歩で歩ける今は

だからこそ見落とす ものもあるということ

 

「ねぇ、見て!空が綺麗!!」

そう言う君を染めた 茜よりも君の 鴇色の頬を見てた

今 見上げた空に 溶けていく夕陽は

君の伝えようとしたもので 溢れていた…

 

ぽっかりと空いてる

虚しさの答えは

心の脇道と

今なら分かるんだ

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